青い夜 [音楽(一般)]
久し振りにライブのDVDを買った。先頃再結成を発表したX JAPANが1994年に東京ドームで行ったライブを収録した物だ。これは12月30日に行った「青い夜」と題されたライブで、もう一本大晦日に行われた「白い夜」っていうのも同時発売されてる。でも収録曲にほとんど差はなかったので、単純に収録時間の長さからこっちだけ買ってみた。だって2本とも買うと1万円超えちゃうもん(笑)
青い夜と題されただけあって、メンバーの衣装から照明に至るまで青系のカラーが多く出てくる。基本的には赤いHIDEの髪の毛も部分的に青く染められてるし。紅なんかはイメージ的に確実に「赤」だけど、これも終始青い照明。ちょっと合わないかとも思ったけど、見てみると意外とマッチしてる。Xの曲ってどんなに激しくても叙情的で繊細な面があるから、青っていう物悲しい色でも違和感がないんだろうな。
ところでXの映像関係は中学生の時に買ったDAHLIAリリース時のビデオと、BOOK OFFで投げ売りされてた「爆発寸前GIG」のビデオしか持ってなかったので、DVDを買うのは初めてだ。1994年なのでベーシストはTAIJIからHEATHに代わっているが、よく考えたらHEATHのライブでの演奏を見た事がほとんどなかったりする。なので非常に楽しみだったのだが、やはり一番目立たないのかイマイチ出番が少ない(笑)でもその少ないアップシーンでも超絶イケメン振りを発揮し、俺を熱狂の渦に引き込むのには十分だった。ってゆーか、あの人有り得ないくらい細いな!足とかヤバいぞ。俺が蹴っても折れそうだ(笑)
ちなみに俺は世の中には少数派だと思われる、TAIJIよりHEATH派だったりする。まずビジュアル的にかっこよすぎる。X JAPANのメンバーの中でも一番好きかも。プレイ面においてはTAIJIと比べられまくりなので今更俺がどうこう言う問題でもないが、それでもちゃんとオーディションやって選ばれたんだからそりゃうまいわけですよ。あ、そういえば俺が高校生の頃、一時的にHEATHの髪型目指してた事あったわ!後ろは腰付近までの長さでサイドを後ろに流れるようにパーマかけてるスタイルなんだけど、1年で断念し、さらにパーマをかけたくない病がこの頃から既に発生してたので、あっさりと諦めた(笑)
そのHEATHといえばソロコーナーが「伝説」と呼ばれた事で有名。どんな伝説なのかと思って見てみたが、これは意外と普通か?オペラ座の怪人やってました。それよりもHIDE&PATAの方が凄まじすぎて…。TOSHIのソロはアコギを弾きながらのSay Anithingだ。そこにソプラノサックスも加わってるけど、たったそれだけの構成なのにとても感動的な仕上がりだった。ってゆーか、TOSHIがギター弾いてるところを初めて見た。その後はHIDEとPATAもアコギで参加してROSE OF PAINを熱唱。TOSHI自ら「仲良し3人組」と称するアコギ三重奏はもう見たくても見られないんだなぁとここまで来て急に実感した。YOSHIKIは言うまでもなく凄いです。
収録時間は223分だけど、実際に曲として演奏されたのは12曲のみ。その他はSEだったり前述のソロコーナーが大半を占める。欲を言えばもっとやってほしい曲はあったな。Say Anythingなんかがモロにそれだけど、前述のアコースティックバージョンと、ラストのSEのみ。あとはSilent Jealousyか。これはライブでの演奏シーンって見た事ないけど、映像としてあるのか?機会があれば是非見てみたいものだ。でもこの時点では未発売だったDAHLIAだったりSCARS、Longingなんかはアレンジが微妙に違ったり、歌詞も全然異なる内容だったのでそういう点では楽しめたかな。
とりあえず1回通して見たけど、なかなかよかったです。ファンならまず間違いなく買いだろう。久し振りに俺の中のX魂が熱く蘇ってきた!